箕面ビールの看板ビール「ピルスナーとスタウト」:WBC2025を輝かせた職人技と情熱

 


こんにちは、ナチュラルワイン好きの皆さん!

北摂ワインズオーナーの冨鶴 高(トミヅル コウ)です。

 『ナチュラルワイン手帖』にお越しいただきありがとうございます。

前回のブログでは、箕面ビールの歴史と、ワールド・ビア・カップ(WBC)での金賞や銅賞の輝かしい受賞履歴をたどりました。


今回は、2025年WBCでピルスナー銅賞スタウト金賞を獲得した栄光に焦点を当て、箕面ビールの醸造技術と情熱を紐解きます。

同時に、箕面ビールを支える醸造家「たくちゃん(石邨拓也)」の物語もご紹介。


このblogを眺めながら、チームの魂が詰まったビールを、グラス片手に味わいましょう!













WBC2025:ダブル受賞の歓喜


2025年5月1日、米国のインディアナポリスで開催されたWBC2025は、世界50カ国から数千のビールが競う「ビールのオリンピック」。


箕面ビールは、ピルスナーで銅賞(ボヘミアンピルスナー部門)、スタウトで金賞(クラシック・アイリッシュスタイル・ドライスタウト部門)を獲得し、ダブル受賞の快挙を達成(World Beer Cup, 2025)。


歓喜の報告は、インスタグラム@minohbeer)でもファンと共有され、箕面の醸造所やWAREHOUSEは祝福ムードに!


ピルスナーの純粋な爽やかさとスタウトの濃厚なコクが世界を魅了。

この成功の裏には、たくちゃんの職人技とスタッフ全員の情熱にあります。






ピルスナーの魅力


ピルスナーは、チェコ生まれの淡いラガービール。シンプルゆえに誤魔化しのきかない「原点」のビールです。箕面ビールのピルスナーは、WBC2024・2025で連続銅賞を獲得。











  • 見た目:輝く黄金色、きめ細かい白い泡。
  • 香り:ホップの花やハーブ、モルトの穏やかな甘み。
  • :すっきりした苦味、軽い甘み、キレの良い後味。
  • 飲み口:軽やかで、炭酸が心地よい。
  • アルコール:約4.5~5.0%で、毎日飲める。


ピルスナーは、たくちゃんの進化でさらに輝きました。今後も楽しみです。






スタウトの魅力


スタウトは、濃厚な黒ビールで箕面ビールの看板。WBA2009・WBC2016・2025で金賞を獲得し、箕面の技術の頂点を象徴します。










  • 見た目:漆黒のボディ、クリーミーな茶色の泡。
  • 香り:スペシャリテコーヒー、高級カカオ、ほのかな上質なキャラメル。
  • :綿密なローストのほろ苦さ、繊細で厚なコク、滑らかな後味。
  • 飲み口:しっかりしたボディなのにキメが細かくスムーズ。
  • アルコール:約5.0~6.0%で、じっくり味わえる。


2026年は、ピルスナーと一緒にダブル金賞受賞を期待!






たくちゃん:箕面ビールの完璧主義者


箕面ビールの成功の鍵は、班長(醸造家)「たくちゃん(石邨拓也)」。

次女真友子さんは「完璧主義で、ビールへの情熱は誰にも負けない」と笑い、香緒里社長は「箕面ビールへの愛と品質へのこだわりは半端ない」と絶賛。


たくちゃんは、箕面ビールを支える無くてはならない存在です。


本当は「醸造長!」と呼びたいところですが、たくちゃんの性格を尊重して、「班長」と位置付けています。笑









たくちゃんの物語


学生時代、大阪外国語大学に通いながら、その当時あった直営店「輝」で大下正司さんに声をかけられ、アルバイトとして箕面ビールに。


卒業後は別の道へ進みましたが、2017年、香緒里さんの呼びかけで復帰。たまたま失業中だったたくちゃんは、運命的に再スタートを切り、2023年から醸造~出荷の「班長」に。


香緒里さんが長年築いたピルスナーの基盤を、ケンケンが進化させ、彼の右腕だったたくちゃんが引き継ぎ、さらに洗練された味わいに磨き上げました。


「繊細でブレのない、綺麗な酸が残るピルスナーに進化した」とビールファンが絶賛。

たくちゃんの完璧主義が、WBC2024の銅賞、2025年のダブル受賞に繋がりました。


「まだ改善の余地がある」と語るたくちゃんの情熱は、2026年の金賞を予感させます。


私は、箕面ビールのピルスナーを飲むたび、「絶対に世界一になる!」と確信し、その進化に心を奪われています。






たくちゃんの職人技


たくちゃんは、北摂ワインズ的に例えると、ワインのトップ生産者に通じる職人。

疑問があれば即質問し、醸造から瓶詰めまで妥協なし。


温度管理、酸化への注意、衛生管理を徹底し、ピルスナーのクリーンさとスタウトの複雑な風味を実現。


まゆこさんが「筋を通すタイプ」と言うほどのこだわりが、箕面ビールの品質を世界レベルに押し上げました。






WBC2025の輝き:たくちゃんと箕面ビールの夢


ピルスナー銅賞とスタウト金賞は、箕面ビールの多才さを証明。

香緒里さんが築き、ケンケンが進化させ、たくちゃんが磨きあげたピルスナーは、「国内外のラガーで最も素晴らしい」とファンが絶賛。スタウトは、8年連続受賞の伝統を継ぎ、頂点に。

たくちゃんの「まだ改善の余地がある」という言葉は、2026年のダブル金賞を予感させます。






箕面ビールの隠れた名品:いっぽん酢


箕面ビールの魅力はビールだけではありません。3姉妹の母いつ子さんが手作りする「いっぽん酢」は、秘伝のレシピで作られるポン酢。FM802のDJがラジオで絶賛し、話題に! 

北摂ワインズでも人気のこの一品は、箕面ビールの心温まる家族の味。ビールと一緒にぜひ試してみて。











世界へ発信:真友子さんとWAREHOUSE


次女真友子さんは、英語堪能で海外ビールイベントに香緒里社長と帯同。箕面ビールを世界に発信します。









直営店「MINOH BEER WAREHOUSE」は、有田正行さんの運営で、海外からの観光客にも人気。醸造所近くのこの店で、新鮮なビールとスタッフのホスピタリティー、箕面の雰囲気を楽しめます。













箕面ビールで乾杯!


ピルスナーは箕面の清流、スタウトは箕面の夜。

WAREHOUSEで飲み比べ、いっぽん酢を味わえば、箕面ビールの家族の物語が感じられます。家族とたくちゃん、いつ子さん、パートさん、有田さんが紡いできた箕面ビール。

これからも世界を驚かせる一杯を!




北摂ワインズとして、個人としての冨鶴 高として、そして箕面ビールとたくちゃんの情熱を愛するファンとして、これからも変わらず応援し続けます。



今後ともよろしくお願いいたします。






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